長寿に良い食事とは

年を取ると、食が細くなる。

 

食が細くなって、病気になりやすくなる

 

というのも年を取ると運動することが減り、筋肉が落ちてさほど腹が減らなくなるからだ。

 

腹が減らないと食べなくなるか、軽い食事で済ませてしまって、それで栄養不足・栄養失調になってしまう。

 

これは水分に関しても同じで、年を取ると脱水状態に陥りやすい

 

年寄りは腎臓の機能が低下していくので、水分を腎臓で再吸収できずに尿として出してしまう。

 

そして、のどが渇いているのに気がつかずに、水を飲まずに、いつのまにか脱水状態に陥ったりしてしまう。

 

人間は筋肉にも水分をためることができるのだけど、年寄りは筋肉量が少ないので水分の融通もできない。

 

そうして夏場や夜中に脱水状態になって発熱し、そのまま死につながることもよくあるらしい。

 

年を取ると感覚が鈍り、自分が必要としているモノがわからなくなるので、食べるものも飲むものも、あらかじめ決めておき、そして食欲があろうがなかろうが決まった量を食べ、決まった時間に必ず水を飲むというように、老後の生活パターンを身につけないといけないわけだ。

 



老人に多いタンパク質不足

年を取ると食が細くなり、栄養失調になりやすい。

 

どういう栄養素が不足しがちかというと、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB、鉄、亜鉛、などであるが、「タンパク質」も不足がちだという。

 

考えてみれば日本の食事は、米や小麦と言った穀物食を中心に組み立てられているから、小食になるとタンパク質は全く足りなくなる。

 

たとえば漬け物とお茶漬けだけですます、あるいは食パンをちょっとかじっただけですます。

 

こういう食事では、タンパク質なんて殆ど摂れないから、いったん食が細ると、あっというまに「タンパク質不足」に陥ってしまうのだ。

 

その結果、何が起こるかというと貧血を起こしたり、脳出血を起こしたり、肺炎や結核と言った感染症にかかったり、転倒して骨折して寝たきりになってしまう

 

というのもタンパク質は赤血球や血管の材料だから、タンパク質がないと赤血球も少なくなり、血管も弱くなる。

 

また免疫の主力の「免疫グロブリン」はタンパク質だから、タンパク質の不足が起こると免疫力が弱くなり、肺炎や結核などの病気にかかりやすくなる。

 

さらにタンパク質が不足すると、身体は筋肉をつぶして必要なタンパク質を得るので、だんだん筋肉量が減り、筋力低下につながって、身体を支えられなくなり転倒してしまう。

 

だから毎日の食事でまず確保しなくてはならないのは、十分な量のタンパク質であり、何よりもまず、タンパク質をしっかり摂らねばならないわけだ。

 


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